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賀川豊彦の著作
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IMG_0093.JPG賀川豊彦、詩集『涙の二等分』、1919年、福永書店

 歌人与謝野晶子は、 この詩集に序文を寄せて「賀川さんのみづみづしい生一本な命は最も旺盛にこの詩集に溢れています」「現実に対する不満と、それを改造しようとするヒュマニ テの精神とは、この詩集の随所に溢れていますが、私は其等のものを説教として出さずに芸術として出された賀川さんの素質と教養とを特になつかしく感じま す」などと書いて絶賛したそうだ。(伴 武澄)
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IMG_0156.JPG賀川豊彦『颱風は呼吸する』1937年、第一書房

昭和12年2月20日、東京の第一書房から発行された。昭和12年7月7日に中国事変が勃発したのであるから、その時から5カ月前のことである。表題を見、序文を読めば、当時の日米間の雲行き、満州国建国後の中国の動きが、いかに賀川の心に影響していたかがよくわかる。この書には、アメリカにおける日本人の生活と排日的空気とが克明に病者されており、また植民地氏上海の状況とそこにおける日本人の生活とがかなりよく描かれている。いずれも賀川が生活し、体験し、あるいは見分したものを材料としたであろう。(賀川豊彦全集の解説から転載)
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賀川豊彦に「意識小説」と呼ばれるものが3編ある。『幻の兵車』『乳と蜜の流るる郷』『台風は呼吸する』。
IMG_0187.JPG賀川豊彦『第三紀層の上に』
1938年、大日本雄弁会講談社





IMG_0215.JPG賀川豊彦『産業組合との本質と其進路』







IMG_0230.JPG賀川豊彦『空の鳥に養われて』
1958年、キリスト新聞社





IMG_0222.JPG賀川豊彦『聖書の話』
1952年、要書房





IMG_0231.JPG賀川豊彦、詩集『天空と黒土を縫合せて』
1943年、日独書院





IMG_0234.JPG賀川豊彦『北斗星の招宴』
1949年、若芽書店






IMG_0255.JPG賀川豊彦『沈まざる太陽』
1939年、第一書房





IMG_0256.JPG賀川豊彦『石の枕を立てて』
1939年、實業之日本社

自伝小説の一冊。小説の主人公新見をして部落解放関係者に謝罪し、「貧民心理の研究」の絶版を約束したことを書いている。



IMG_0254.JPG賀川豊彦『銀河系統』
1940年、改造社





IMG_0225.JPG賀川豊彦『少年平和読本』
1951年、養徳社

戦後設立した「財団法人国際平和協会」の機関紙『世界平和』に連載した少年向けの平和論をまとめたもの。大人が読んでも心動かされる内容である。


IMG_0091.JPG賀川豊彦『地殻を破つて』
1925年、福永書店






IMG_0092.JPG賀川豊彦『その流域』
昭和10年、講談社

徳島県の寒村へ教師として派遣される主人公を中心に教育問題を扱った。農民組合と立体農業の『一粒の麦』、漁業問題を取り扱った『海豹のごとく』と『第三紀層の上に」と題した小説のと四部作。


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