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賀川豊彦の著作
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9aab3ec4.JPG賀川豊彦、詩集『永遠の乳房』(1925年、福永書店)

題名はユダヤ民族の先祖アブラハム一族が砂漠をさまよったころ、エホバの神が天から大きな乳房をぶら下げて飢えを救った故事にちなんで、神の愛を語る詩による。 以下120編収録。世界一周の詩が40編。労働歌、普通選挙の歌、生産者の歌、児童愛護の歌、青年団歌などもある。20年の「死線を越えて」に継ぐ著作。 関東大震災救援のため東京本所のバラックに住居していた。





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賀川豊彦、詩集『永遠の乳房』、福永書店、PC010007.JPG大正14年12月







IMG_0093.JPG賀川豊彦、詩集『涙の二等分』、1919年、福永書店

 歌人与謝野晶子は、 この詩集に序文を寄せて「賀川さんのみづみづしい生一本な命は最も旺盛にこの詩集に溢れています」「現実に対する不満と、それを改造しようとするヒュマニ テの精神とは、この詩集の随所に溢れていますが、私は其等のものを説教として出さずに芸術として出された賀川さんの素質と教養とを特になつかしく感じま す」などと書いて絶賛したそうだ。(伴 武澄)
IMG_0231.JPG賀川豊彦、詩集『天空と黒土を縫合せて』
1943年、日独書院






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