賀川豊彦の著作
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賀川豊彦「一粒の麦」再版の序文 聖路加国際病院理事長 日野原重明
賀川豊彦先生は、私の父と共に神戸市で基督教の伝道を行ないつつ、貧民層の住民のための社会事業を行なわれたことを当時中学生だった私は覚えています。賀川先生はそのような活動をされながら書かれた小説「死線を越えて」はベストセラーとなったが、その後農民問題をテーマに書かれたのが、今般再版される「一粒の麦」です。
これは漁業問題を取り扱った「海豹のごとく」と教育問題を扱った「その流域」とそれに「第三紀層の上に」と題した小説と共に四部作の小説として書かれたのが本著です。
賀川豊彦先生は、私の父と共に神戸市で基督教の伝道を行ないつつ、貧民層の住民のための社会事業を行なわれたことを当時中学生だった私は覚えています。賀川先生はそのような活動をされながら書かれた小説「死線を越えて」はベストセラーとなったが、その後農民問題をテーマに書かれたのが、今般再版される「一粒の麦」です。
これは漁業問題を取り扱った「海豹のごとく」と教育問題を扱った「その流域」とそれに「第三紀層の上に」と題した小説と共に四部作の小説として書かれたのが本著です。
賀川豊彦先生の臨死時の先生の姿は、私の著書「死をどういきたか-私の心に残る人々」(中公新書1983 年)の中に紹介しました。
先生は宗教家であり、キリスト教の伝道者であり、それでいて科学者でもあり、また人文学者、社会学者、そして文芸作家でもありました。
賀川先生は戦前には欧米に広く知られ、一時ノーベル賞の候補にもされたという噂を私は医学生の時代に聞かされました。
この農村問題を基督教的背景の中で書かれた「一粒の麦」が、今般イエスの友会三河支部およびみかわ市民生活協同組合の好意により再版されることをしり、 主治医でもあった私は喜んで序文を書かせていただいたしだいです。また、このことを心から喜んでお引き受けしたしだいです。
賀川豊彦先生の農村問題の中に具現されたキリスト教精神は、この小説の中に今も輝いていると思います。
著書名 『一粒の麦』(1931 年2月に発刊されたものを再版)
著 者 賀川豊彦
ページ 302頁
定 価 945円 送料390円 (計1,290円)
発行者 賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会
代表:二村摂三(ふたむら せつぞう)
所在地 愛知県岡崎市明大寺町向山2-1
連絡先 0564-51-8992
■ お申し込み先 (書籍購入のお申し込みは電話またはFAXにて)
申込先 賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会 事務局:鈴木定男
所在地 〒440-0865豊橋市向山台町12-3
連絡先 (TEL & FAX)0532-52-8757
先生は宗教家であり、キリスト教の伝道者であり、それでいて科学者でもあり、また人文学者、社会学者、そして文芸作家でもありました。
賀川先生は戦前には欧米に広く知られ、一時ノーベル賞の候補にもされたという噂を私は医学生の時代に聞かされました。
この農村問題を基督教的背景の中で書かれた「一粒の麦」が、今般イエスの友会三河支部およびみかわ市民生活協同組合の好意により再版されることをしり、 主治医でもあった私は喜んで序文を書かせていただいたしだいです。また、このことを心から喜んでお引き受けしたしだいです。
賀川豊彦先生の農村問題の中に具現されたキリスト教精神は、この小説の中に今も輝いていると思います。
著書名 『一粒の麦』(1931 年2月に発刊されたものを再版)
著 者 賀川豊彦
ページ 302頁
定 価 945円 送料390円 (計1,290円)
発行者 賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会
代表:二村摂三(ふたむら せつぞう)
所在地 愛知県岡崎市明大寺町向山2-1
連絡先 0564-51-8992
■ お申し込み先 (書籍購入のお申し込みは電話またはFAXにて)
申込先 賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会 事務局:鈴木定男
所在地 〒440-0865豊橋市向山台町12-3
連絡先 (TEL & FAX)0532-52-8757
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