賀川豊彦の著作 忍者ブログ
賀川豊彦の著作
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IMG_0085.JPG賀川豊彦『傾ける大地』
昭和3年、金尾文淵堂






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IMG_0084.JPG『キリスト山上の垂訓』
昭和3年、日曜世界社








IMG_0080.JPG『海豹の如く』
昭和8年、大日本雄弁会講談社






IMG_0099.JPG『處世読本』









IMG_0123.JPG『黎明を呼び醒ませ』








ffada846.JPG『愛の科学』








IMG_0068.JPG『雷鳥の目覚むる前』








IMG_0087.JPG『爪先の落書』







IMG_0171.JPG『小説キリスト』








IMG_0223.JPG『戯曲キリスト』








IMG_0139.JPG 長野県佐久市にある小雀保育園は昭和23年に設立された。同園のホームページには「賀川豊彦が小説『二羽の雀』 を書いた印税で建設された」と紹介されている。
賀川の印税や講演料で建てられた園舎や教会、学校は国内に無数ある。そのうちの一つといってはいけない。この幼稚園の建設費をまかなうために執筆したという点において、特異の小説と言わざるを得ない。







IMG_0169.JPG大正11年に大阪日報に連載したものを同年12月に改造社から出版。出版した月だけでも11版を重ねた。『死線を越えて』がベストセラーになった2年後であるから、評判を呼んで当然だったのかもしれない。

 この『空中征服』は、主人公が川の中の生き物と会話をしたり、空中都市が生まれたりするなど奇想天外、荒唐無稽に物語が進む。その点では涙や感動を誘う賀川文学とは軌を一にしていない。大阪の工場から排出するばい煙による大気汚染が限界を超えていたことの業を煮やした賀川豊彦市長が突然、煙筒廃止方針を打ち出し市議会を巻き込んだドタバタ劇が展開する。

IMG_0064.JPG 賀川豊彦「一粒の麦」再版の序文 聖路加国際病院理事長 日野原重明

賀川豊彦先生は、私の父と共に神戸市で基督教の伝道を行ないつつ、貧民層の住民のための社会事業を行なわれたことを当時中学生だった私は覚えています。賀川先生はそのような活動をされながら書かれた小説「死線を越えて」はベストセラーとなったが、その後農民問題をテーマに書かれたのが、今般再版される「一粒の麦」です。
これは漁業問題を取り扱った「海豹のごとく」と教育問題を扱った「その流域」とそれに「第三紀層の上に」と題した小説と共に四部作の小説として書かれたのが本著です。

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